- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本
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こんにちは‼️
住谷知厚です。
今日は経済の話とはうって変わって、歴史の本をご紹介。
ただ歴史とはいえども、生々しい現代史の断面を、筆者が体験したことを基に執筆した本となります。
著者ヴィクトールフランクルの
「夜と霧」です。
この本はナチスドイツ時代、ユダヤ人精神科医のフランクルが、アウシュヴィッツ強制収容所に囚われながらも、奇跡的な生還を果たし、その体験をまとめた本となります。
筆者は収容所で囚われながら、過酷な状況を生きる人々の姿を、冷静な眼で記録していました。
本書の中には、あまりにも悲惨な出来事が記載されてあり、思わず目を逸らしたくなるかもしれません。
しかしこの本を通して僕自身は生きるということについて、改めて考えさせられました‼️
そして僕の好きな言葉にもこのような言葉があります。
あなたがなんとなく生きた今日は、昨日死んだ人の生きたかった明日
(マザーテレサ)
僕たちは誰かが築いたものの上に立って生きています‼️
こうやって平和な日本に生きられているだけで、すでに幸せなのかもしれません。
そのように考えさせられる本でした。
だからこそ1度きりの人生せっかくなら、挑戦し続けるものに僕はしていきます‼️
皆さんも機会があれば、悲惨な現実を伝えるだけではなく、社会や歴史、そして人間について問いかける不朽の名作を、ぜひ手に取ってみてください。
住谷知厚(すみたにともひろ)