こんにちは❗️
住谷知厚です。
「女性の社会進出」「ITの進化」「環境問題」など、より変化の波が加速している今の時代。
僕たちや企業に対しても、変化への適応力が求められています。
そんな中、今後の世界でより必要とされているのは、新しい発想や理想を実現する"イノベーター(開拓者)"という存在です。
そしてイノベーターとして活躍するうえで欠かせないのは、ビジョンを掲げ、磨き続けていることです。
本日は、「ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION」の中から、ビジョンを磨いていくために実践すべき、グループワークをご紹介します‼️
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1.あなたは燃油層?炭化層?
イノベーターとなる人はもちろんですが、何かを成し遂げようと行動している人は、意識的・無意識的にビジョンを掲げて行動しています。
イノベーターを養成したり、自身がイノベーターとなったりするためには、まずはそういった人たちへアプローチしていく必要があるわけです。
著者の佐宗 邦威さんは、そういったビジョンを掲げている度合いを「燃えやすさ」に例えて、以下のように分類しています❗️
①燃油層…すでに自らのビジョンを掲げて、燃えながら行動している人
②不燃油層…ビジョンは明確でないが動く意欲はあるため、きっかけさえあれば発火する人
③炭化層…現状に満足して、何を言っても変わらない人
①の燃油層がイノベーターとして会社や世の中を変えていく要となる人たちです。
しかしこの「燃油層」の人は組織の中に、わずか数%しかいないとされています。
みなさんはどの分類にあたるでしょうか❓
「不燃油層」の人は、人との出会いや読書などの新しい刺激に触れることで、自分を変えていくきっかけが見つかるかもしれません。
自分がどんな状態であれ、まずは自分がビジョンに燃えているのか意識することが大切ですね。
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2.未来志向を磨く「ビジョンスケッチ」
自分のビジョンを掲げて燃え続けるためには、自分の未来にワクワクし続けることが重要です。
そんなワクワクを充填するために効果的なのが"ビジョンスケッチ"
描いている将来を実際に紙にスケッチすることで、自分のビジョンを見える化していくものです。
人は夢を語るとき、言語のみで語ろうとしてしまいがちです。
しかし佐宗さんの見解では、言語は自分と相手を「分ける」ためのツールであり、ビジョンに共感してもらう手段としては効果的ではありません。
そこで、体感やビジュアルなどの「非言語」で視覚化することにより、相手にとってわかりやすくなるだけでなく、自分のモチベーション維持にも繋がるといいます。
僕の好きなコロッケで例えると、「コロッケ」と言葉で聴くよりも、写真を見る方がより食べたくなるのと同じですね‼️笑
みなさんも将来をイメージするときは、まずは紙とペンを用意してビジョンスケッチをやってみてはいかがですか❓
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3.自由な空気感を作る「チェックイン・チェックアウト」
ミーティングなどで意見を出し合って、アイデアを固めていくときには、その場の空気感も大切になってきます。
その空気作りとしておすすめなのが、"チェックイン・チェックアウト"
ルールは以下の通りです。
①会議の前後どちらかに、「チェックイン・チェックアウト」の時間を作る
②参加者が「今」感じていることを、自分のタイミングで発表していく
③人の発表に意見することはNG
④テーマを決めて話すなどの工夫はOK
このグループワークの意図は、"主観で話すことを承認する空気感"を作ること。
「客観的な正解を言わねばならない」という意識が強い会議の場では、このように主観で話すトレーニングが有効とされています。
集団での対話だけでなく、2人でビジョンを語るときにも意識したいですね‼️
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以上、ビジョンを形にするグループワークのご紹介でした‼️
「女性の社会進出」や「SDGs」を実現していくために、まずは実現した世界を「ビジョン」として明確に描いていく必要があります。
また社会的な課題解決だけでなく、個人的な願望も同じように磨いていけると、ワクワクしながら目標に向けて努力していけるでしょうね!
僕も経営者として、自分のビジョンを磨き続けていこうと決めました‼️
佐宗 邦威さんの著書「ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION」
他にも、企業での実例や日本企業の抱える課題にいたるまで、時代を切り開くためのエッセンスが盛り込まれていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
今日はここまで♪
住谷知厚(すみたにともひろ)