サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 正垣泰彦
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/08/02
- メディア: 文庫
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こんにちは❗️
住谷知厚です。
突然ですが、みなさんはファミレスといえば、どこのお店を思い浮かべますか?
ジョナサン?ガスト?それともびっくりドンキー?
今では様々なコンセプト、様々な価格帯のファミレスが多く存在しますよね⁉️
そんなファミレス業界で
「安かろうは悪かろう」を覆す価格とおいしさを誇る、
サイゼリヤ創業者の本をご紹介😄
「おいしいから売れるのではない。売れているのがおいしい料理だ」
まさに商売の真理をつくようなタイトルですよね‼️
実際本書でも正垣泰彦さんは、
「自分の店の料理はうまい」と思ってはいけない。それこそが悲劇の始まりだと私は思っている。(中略)
商売とはお客様に喜ばれるという形で社会に貢献し続けることなのに、そんな風に考えてしまったら、改善がなくなってしまう。
別の言い方をすると、「良いモノは売れる……」という考え方は、地球の周りを太陽や惑星が回っているという昔の世界観「天動説」と同じだ。
自分たちにとって都合良く世界を見ようとするのではなく、物事をありのままに見ようと、我々は努力しなければならない。
とまで述べています。
常に顧客本位で自分の利益よりお客様の満足度を最優先にし、試行錯誤し続けているからこそ、
お客様に愛され、売れるお店になっているのだと本書を通して気づきました‼️
僕自身も「まず先に人に与える存在になりなさい」と学んできました。
与えるからこそ与えられる人間になるのだと。
「他人の利益を優先するからこそ、自身の利益、成長につながる。」
僕自身もこの逆説を本当に理解できる経営者になっていきます。
ビジネスとは心を磨く修業の場 (正垣泰彦)
住谷知厚(すみたにともひろ)