こんにちは❗️
住谷知厚です。
相手に大事なことを伝えているけれども、なかなか響かない…
そのような経験は、ほとんどの人が一度はしたことがあるのではないでしょうか?
ブリジストン元CEOの荒川詔四氏は、
「コミュニケーションとは『伝えること』ではない。『伝わった』ときにはじめてコミュニケーションが成立したと言える」
と言っています!
そんな彼の本がこちら!
優れたリーダーはみな小心者である。
この本では、
・言葉を考えるときには相手の視点に立ち
・相手に理解しやすく
・記憶に残りやすく
・実行に移しやすいよう工夫する
ことが大事だと書かれています❗️
その方法の一つに、「短い言葉を繰り返す」というものがあります。
荒川氏は、ブリジストンCEO時代に「4倍速」というスローガンを掲げました!
この言葉は、「競合会社が2倍3倍のスピードで経営をしているのだから、自分の会社はそれを上回るスピードで経営をする必要がある」というメッセージを、端的に表した一言です❗️
この言葉を、「4倍速で頼むよ」「4倍速で準備しなきゃ」などのように、
日常会話で部下も使うくらいに何度も繰り返して浸透させたそうです。
その結果、実際に「4倍速」並みに行動スピードが速くなったのです!
また、新年度の社長の挨拶など、「毎年同じことを言っている」とうんざりすることがあるかもしれませんが、
それにこそ価値がある!と荒川氏は述べています‼️
リーダーとは、その組織の根本的な価値観を体現する存在です。その存在が話す度に違うことを言っているようでは、組織全体で徹底的に共有すべき価値観が不明確になってしまう。
リーダーが愚直に「当たり前」のことを語り続けることによってこそ、図太い背骨の通った経営をすることができるようになるのです。
言葉が浸透すれば行動が変わる。
行動が変わればチームが変わる。
僕も、最強のチームをつくるために、言葉を大切にしていきます❗️
住谷知厚(すみたにともひろ)