世界を巻き込む。――誰も思いつかなかった「しくみ」で問題を解決するコペルニクの挑戦
- 作者: 中村俊裕
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんにちは❗️
住谷知厚です。
僕が携わっている仕事の1つにテクノロジー業があるのですが、例えばドローンは「ハイテク」ですよね!
一方で、小さな太陽光パネルとLEDを組み合わせたライトなど、とてもシンプルなテクノロジーを「ローテク」と言います!
この「ローテク」を貧困層の人に届けることで、貧困を解決する「しくみ」を確立していった実話が、こちらの本!
『世界を巻き込む。
-誰も思いつかなかった「しくみ」で問題を解決するコペルニクの挑戦-』
筆者である中村俊裕氏が、NPO団体「コペルニク」を立ち上げた話です!
この本ではその「しくみ」について詳しく書かれていますが、読み進めると「しくみ」よりもむしろ「人」の部分が重要なのだと気づかされます!
例えば、中村氏の「周りを巻き込む力」を示すエピソード!
コペルニクは、「貧困層の人が自立した生活を送る手助け」を目標にしているため、貧困層の人に対してソーラーライトなどのローテクをタダではなく有償で渡しています。
その値段を決めるために、実際に買う貧困層の人をパートナーとして捉えて、徹底的に彼らと話し合っているのです!
・一方的に与える立場になるのではなく、相手と対等の立場でいよう
・相手の求めているものを正しく把握し、それにきちんと応えよう
という強い意志が感じられますよね!
僕も事業をやっていて、相手が本当に求めているものは何かを理解するよう心がけています❗️
しかし相手を理解しようとすると、徹底的に話す必要があるため、逆に自分が拒否されるのではないか、という恐れが少なからず出てくるのではないでしょうか?
けれども自分からまずは理解しようとすること、そのことを恐れない努力をすること。
このような「人」の魅力があってこそ、周りを巻き込むことができ、大きなことを成し遂げられるのですね❗️
自分一人の力で物事を成し遂げることは難しいです。自分ができないことは、周りを巻き込んで、力を借りまくってやっと達成できるものです!
いま成し遂げたいことがあるのならば、そのことを常に忘れず、
・相手を理解すること
・理解を恐れないこと
・周りを巻き込むこと
を大事にしていきましょう!!!
住谷知厚(すみたにともひろ)