どんbook~僕の人生を変えた100冊~

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実業家やスポーツ選手、歴史上の人物など社会でご活躍されている方のお話や記事を備忘録として、このブログを書いていきます。

現状維持よりもチャレンジを選べ‼️フットワーク軽く行動するために必要なこととは❓

 

社員15倍!  見学者300倍! 踊る町工場――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

社員15倍! 見学者300倍! 踊る町工場――伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密

 


おはようございます❗️

住谷知厚です。


富山県にある「能作」という鋳物メーカーをご存知でしょうか❓


1916年に創業され、100年以上も続いている伝統産業の会社ですが、能作克治さんが社長に就任した2002年から、15年間でなんと社員15倍、見学者300倍、売上も10倍という大成長を遂げたのです‼️


そんな「能作」のチャレンジの数々について書かれた本がこちら

 

踊る町工場

伝統産業とひとをつなぐ「能作」の秘密


社長である能作克治さんは、


職人の地位を高めるためにも、

能作の名前を知ってもらうためにも、

伝統産業の停滞・衰退を食い止めるためにも、

現状維持は得策ではなく、新しいことへのチャレンジが必要だった


と言っています。


克治さんは、婿入りをきっかけに能作で働き始めましたが、当時の年収は150万円で、前職のカメラマン時代の3分の1にまで激減。


また、人手が足りず高齢化も課題だったため、1年で体重が30キロも減ってしまうほどハードワークを経験されています❗️


ある日、鋳型の造形作業の見学で、大人しく見学しない子どもに向かって母親が、


「よく見なさい。ちゃんと勉強しないと、あのおじさんみたいになるわよ」


と克治さんを指したそうです❗️


地元の人が鋳物職人の地位を低くみなし、伝統産業を軽んじていることに唖然とした克治さんは、

「鋳物職人の地位を取り戻す」

と腹をくくり、様々なチャレンジを始めます。


●企業秘密の約2500種の木型を公開したところ、若者の一大インスタ映えスポットに大変身!


●結婚10周年を祝う「錫(すず)婚式」を企画し、鋳物の工場で錫婚式を開催!


ゴールデンウィークには1回500円の鋳物ガチャガチャで子どもが大盛り上がり!


このような今までにない取り組みで、月1万人ペースの来場者を実現し、売上も10倍に伸ばしました❗️


しかし、克治さんは「儲けろ」「売上を上げろ」「利益を出せ」と言ったことは一度もないそうです。


数字(売上)を目標に置いたとたん、「新しい仕事」に消極的になってしまい、会社の成長を止めてしまうことになりかねません。だからこそ、数字よりも楽しさを優先しています。


社員に与えるべきはノルマではなく「楽しさ」


とっても素敵な考えですよね


僕も日々新しいことにチャレンジしていますが、「失敗したらどうしよう…」なんて考えは一切ありません‼️


「成功するためにはどうすれば良いだろう」

「成功したらワクワクする!」


毎日このような考えで頭の中はいっぱいです!


どのような時でも、ポジティブ思考が私たちのフットワークを軽くさせるなと痛感しますし、フットワーク軽く行動し続けることで、あらゆることにチャレンジできるなと思います。


ぜひ皆さんも、自分の将来のためにチャレンジを楽しんでください❗️

 

 

住谷知厚(すみたにともひろ)