こんにちは❗️
住谷知厚です。
僕は西郷隆盛に顔が似ているとよく言われますが(笑)、歴史に名を残す人物は、人との接し方がとても上手だったと言われています❗️
そこで今日はこちらの本をご紹介します。
日本史に学ぶ一流の気くばり
豊臣秀吉や平清盛など、日本史の勝者に共通しているのは、気くばりや気遣いが徹底していること!!
この本はその魅力について書かれています。
織田信長が本能寺の変で急死したあと、ともに織田の部下だった2人は対抗し、「賤ヶ岳の戦い」で秀吉が勝利します!
なんと柴田勝家は、嫌いな人物への気くばりが足りず、身を滅ぼしたそうです‼️
勝家は、「黙って俺についてこい、結果を出せ」というオラオラタイプだったようですが、その姿勢は相手の本音を見抜けず、目の前のことしか見えなくなってしまいます!
目先は見えていても全体像が見えていないために、長期的な視点で物事を考えることができない!
そのため、賤ヶ岳の戦いで勝家が秀吉に勝ったとしても、その先の天下を取れなかった可能性が高いのです。
一方、秀吉は、来る者従う者には誰でもウェルカムで、「私を助けてくれたら領地をあげるし、地位もあがるぞ」と具体的に武将や兵士に将来の姿を伝えていました!
相手が本当に求めているものを理解し、それを提示できるかどうか!この違いが、2人の勝敗を決したのです‼️
一流の人の気配りは、ひとりよがりではなく、長期的な視点で相手を理解することから始まるのですね。
自分が嫌いな相手、理解できない相手にも、気くばりを欠かしてはダメです。こちらから歩み寄って、理解しようと努力をする。これが本当の気くばりです。
相手がその歩み寄りを知るだけでも、その先の好意につながるものなのです。
住谷知厚(すみたにともひろ)